
「スタジオ・ロクゼロ」というお店をご存じですか? beat、S2000、NSXなどに、ホンダで勤務した時に携わったデザイナーなどのOBメンバーが作った会社で、ホンダ車に限らずインテリアを中心に、リフレッシュ作業をしている会社です。この会社のホームページが、私が訪問した昨年11月頃からずっと表示されない状況が続き、メールも使えなかったようでした。昨日、復旧の連絡をいただきましたが、この間にコロナ禍の影響で8割以上を占める大手自動車メーカー等との取引がほとんどゼロとなり、社長の二ツ木さんは、店をたたむことも考えたそうです。個人においては、長年乗っていてもハード、メカニカルな整備はディーラーなり、ショップで対応可能と思いますが、内装については、なかなか満足できる提案・加工をしてくれるところは少なく、もし「スタジオ・ロクゼロ」が無くなると困るオーナーは多いと思います。業務の縮小も余儀なくされるようですが、一日も早い回復を応援したい気持ちです。内装についての相談があれば、是非問合せ先のひとつに「スタジオ・ロクゼロ」を加えていただけないでしょうか。二ツ木さん自身も「開発に関わっただけに、ボロのまま乗られているのは心苦しい」と、何とか継続したい強い気持ちをお持ちです。
ひとつ情報をお伝えします。Type-Sオーナーには朗報です。オレンジとブルーのアルカンターラをイタリア本社からそれぞれ6台分入手、在庫されています。市販はしていない、二度と手に入らないモノですので貴重だと思います。Beatでは、純正品を復元したデザインのシートトリムカバーがあり、詳しい取扱説明書も用意されているので、オーナー自身での交換が可能です。このほか、オリジナルのデザインの相談も受けてくれます。是非、以下にお問合せいただければと願っています。
株式会社スタジオ・ロクゼロ
090-4737-1004(二ツ木さん)
2021年はコロナウィルスの影響で、予定されていたイベントのほとんどがキャンセル・延期となりました。延期されてきたNSXフィエスタは、2022年3月にfiesta Finalと題して開催され幕を閉じました。来年からはオーナーの手で開催されると発表がありました。スタイルが変わっても永く継続されることを期待します。
上原繁さん著「ホンダ NSX」発刊
NSX 30th anniversary site は こちら(here)
クラブ理念
本会は、「ジェントル・アンド・エクスクルーシブ」の精神をモットーとしており、会員は常に紳士的かつ献身的な姿勢と自主的かつ積極的な活動貢献をして頂き、本会及びその活動をより良いものとするために協力し合えることを理想としています。
NSXは、一般的な乗用車とは異なり、趣味性の高い車であるため、メーカーや販売店から得られる情報には限りがあります。先進的な技術を投入した第2世代のNSXが量産されて走り出した一方で、発売当時は革新的なスポーツカーだった初代NSXはクラシックカーの領域に入ろうとしています。それ故に、NSXのオーナーでしか知り得ないお互いの情報を共有し、この車を正しく理解し、安全かつ快適にドライブする必要があると思います。
本会は、メーカーや販売店に依存するのではなく、オーナー独自の活動を目指します。会員は、北海道から沖縄までの日本全国に及びます。そのため、全クラブ員を対象とした統一的な活動を開催することは、現実的に困難なものと思われます。そこで本会では、インターネットなどの通信技術を積極的かつ有効に利用することにより、クラブ内の情報共有化に努めています。一方で、会員同士は、頻繁に会えなくとも同じ志を持っており、目指す方向性は一致しているはずです。それらを共有して活動を活性化するためには、直接お会いしてお互いを知る機会を設けることも本会では大切にしており、会員には各種イベントへの積極的な参加をお願いしています。
本会の総会は、毎年2月に開催されます。また、会員には全国各地で開催されるツーリングや各種イベントへも積極的な参加を望んでいます。鈴鹿サーキットやツインリンクもでぎで開催されるオーナーズミーティングなどスキルアップやオーナー間の交流のためのトレーニングへの参加も推奨しています。さらに、国内外のオーナーズクラブとの交流を促進しています。
会員となった方々には、ご自身がやりたいことがあれば、率先してイベントなどを企画や提案して頂き、実施に際しても主導的に活動し、一緒に本会の活動の活性化へ貢献して頂けることを期待しています。
ページ構成
- 「イベント」は過去のフィエスタ、オーナーズミーティングなどの記録です。
- 「メインテナンス」では、クラブ発足当時にクラブ員がやりとりした情報を掲載しています。今となっては、古いものもありますが、記録として残しています。
- 「プレス」では、これまでに発刊された本、雑誌、NSX Pressなどのいくつかを紹介しています。
- 「Report(English)」はイベントに参加した海外オーナーのレポートおよびその記録です。
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