NSXPO2006

NSXPO 初参加記

この度、会社のリフレッシュ休暇を利用してNSXPOに初参加させて頂きました。NSXtype-Tを1998年に初所有し、NSXCJを通じてNSXPO開催の存在を知りながらも、これまで「参加」の二文字を考えた事は全くありませんでしたが、休暇の使い道を思案しているうちに「これはめったにない好機では」と思い立ち、思い切って手を挙げる事に致しました。「あの富吉さんがいるから大丈夫か」と。

10月9日PMに機上の人となり、約15時間かけて同日の夜(日付け変更線通過によるおまけの日)フロリダ州オーランド国際空港に降り立ちました。当地は10月でも日中は半袖で十分。時には日中暑く感じる時さえもありました。フロリダ半島は殆ど平坦、緩い丘陵地と数多くの池、湖が点在し、それらを湿地、草地、森林の緑が繋げています。野生も多いようで、スピードウェイではキツネや見た事もないような動物がひかれてしまっている光景を目にしました(かわいそうですが)。湿地にはアリゲータ(ワニ)もいるようです。残念ながらお目にはかかれませんでしたが。

大陸から突き出た半島のフロリダでもそのスピードウェイは基本的にはまっすぐ。幹線では3?4車線が普通で、丘陵地の上からは遥か先まで一直線の路面が望め、何とも言えない「雄大さ」を感じます。やはりアメリカは自然が一番でしょうか。

NSXPO2006でのメニューの一部や印象的な事柄をご紹介したいと思います。

10日は、Sebring International Raceway(約6km/周)を訪問しました。オーランドから南下し約1.5時間かけて到着したのですが、それらしい音はすれどコースが見えません。全くの平地のコースで、付近にはどうも飛行場も併設のようでした。

当日はドライバースクールが開催されており、2グループに分かれ、各グループ30分?1時間程度づつ走行していました。そこでいきなり同乗を勧められるままに、ヘルメットを借用しコクピットにしっかりロールゲージをはりめぐらせたどう見ても尋常ではない(?)NSXのパッセンジャシート(当然いつも座りなれた右側)に乗り込みました。予想はしていましたが、加速、減速は当然ハード。コース形状も全くわからないので、迫り来るコーナーでは恐怖感で思いっきり足を踏ん張り、5点式(股の間からも1本)ハーネスに身を委ねて遠心力に耐えていました。たった2周なのですが、気持ちが少し悪くなりました(昼食前で良かったと思っています)。試乗の後で聞きましたが、その筋では有名なオーナー兼インストラクタの方のようです(お名前をはっきり確認していませんでした。すみません)。そしてそのNSXは750psとのことでした。最後に皆でパレードラップがあり、アメリカのクラブの会長であるMr. Larry Bastanzaから「俺の車を運転してみるか?」と誘われました。絶好の機会と乗り込む直前まで思案していましたが、「左ハンドル+右手でのシフトレバー+アクセル&ブレーキ&クラッチ」未経験のため断念し、残念ながら大人しく助手席に座らせて頂きました。今後、NSXPO参加希望の皆様には、事前に一度これを経験しておいて、是非チャンスを活かせるようにされることをお勧めします。

翌11日にはフロリダ半島の東海岸にある、かの有名なDeitona International Speedwayを訪問しました。ここでは走るのではなく、大人しく見学するのみです。ここのコースはオーバルとはいえやや変形した「つぶれたおむすび型」をしており、その緩い頂点の一つがグランドスタンド前となります。コース距離は確認しなかったのですが、オーバル内側の面積はもてぎの2倍以上はあると思います。全体が美しく本当にとても広いコースでした。また、バンクの最大傾斜角度は約30度とのことでしたが、自身の目で見るともっと角度がきついような印象で、その最も上部にタイヤ痕がはっきり残っていました。

13日は少し「車」から離れ、Kennedy Space Center見学ツアーが組まれていました。車から離れるとは言っても、移動は勿論NSXです。約70台が一斉に隊列を組む事になるために、危険を回避する目的で白バイ5?6台による先導走行となり、全ての交差点(当然赤信号も無視!!)や高速道路の出入り口では他車を全てストップさせての走行ノンストップ(殆どパレード?)でした。3車線の高速道路でも完全な占有走行状態で、一度、隊列を追い抜いたスポーツカーがいたのですが、先で白バイにストップさせられていました(I think, he was very angry, maybe.)。全くアメリカらしい経験です。

帰国前日の14日にはTechnical Seminarsが、宿泊ホテル(Embassy Suites Hotel Orlando-Internatitonal Drive South/Convention Centerと長い名)のバンケットにて開催されました。終日開催されていたようですが、同日の午後は(ご多分にもれず)Disney Worldに行くため午前中のみの参加でした。そのセミナーでは、NSX関連部品メーカの担当者が自社製品の技術説明を行ったり、元レーシングドライバーのMr. Peter Cunninghamの講演、Honda上原氏(ゲストとして招待されておられました)も交えた参加者全員によるQ&A方式の意見交換会ありと、多くの情報交換や話題提供がなされました。非常に印象的だったのは、これらが一方的な情報発信ではなく、皆が本当にそれに参加し、意見交換しているという雰囲気でした。日本の多くのセミナー等ではここまでの一体感はありません。まあ、本当に大好きなテーマについて話をしているのですから、当たり前なのでしょうか。秋のNSX fiesta(鈴鹿)や春のクラブミーティング(もてぎ)でこのような催し物があればなあと強く感じました。

以上、この度のNSXPO2006訪問において強く印象に残った思い出を中心に記させて頂きました。今回の訪米は小生にとって「幸運にも参加できた」というもので、「次回は?」と問われても、しがないサラリーマンの身ではなかなかその可能性をみいだせません。しかし、普通のツアーと違い、米国のNSXをこよなく愛する方々と直接に色々な場で語らい(小生の語学力では当然なかなか通じませんが)、時間を共有し、懇親できたことが最も有益な経験だったと感じています。そして、米国人のバイタリティも実感しました(オーナーにややお年を召した方々も比較的多いのですが、皆さん本当に!!お元気なのです)。今回、多少ではありますが、米国人の知り合いもできました。今後、この友情を保っていけるよう努力をしたいと思っています。

当訪問記をお読み頂きました皆様には、小生の稚拙な文章に対してご容赦頂ければと思います。最後に、チームジャパンの隊長富吉さん、小林さん、岡本さん、大島さん、そして千種さんご夫妻に、本当に楽しい時間を過ごさせて頂いたことに対して、この場を借りてお礼申し上げます。「機会があればまた行きたい」と素直に思っています(来年はOhioとのことでした)。

吉野涼二(千葉県)


サプライズ、サプライズ、サプライズ

今回のNSXPO2006はNSXCAにとっては記念すべき10回目のイベントで、早い段階から会長のLarry Bastanza、開催地オーランドが地元のWei Shen Chin、インストラクターの重鎮Peter Millsらから協力の要請および相談がありました。目玉として、ゲストのひとりとして日本から上原さんを招くことでした。幸いにも快諾いただいたのですが、今回は更なるサプライズが目白押し、力の入れようが感じ取れた一週間でした。

10月9日-出発、オーランド到着

今回は上原さんが参加されるということもあり、クラブ員の方の中にも関心をお持ちいただいた方がおられ、2004年のニューヨークに参加し、その魅力に取りつかれた岡本さん、参加予定だったその2004年に急遽行けなくなってしまい、リベンジを果たした小林さん、別の旅行のために積み立てていた費用を充当してしまった吉野さん、そして共に米国在住でNSXPOは2回目の千種さんと大島さんの6名参加(千種さんは奥様同伴)なりました。

三連休の最終日ということで渋滞を予想して早めに出たのですが、スムーズな運行で成田には随分早く着いてしまいました。程なく小林さん、吉野さんと合流、出国手続きなどを済ませ、名古屋からの便で既に成田入りしいた岡本さんを見つけこれで日本発組は全員集合。

オーランドへは直行便はなく、シカゴで乗り換えです。約11時間でシカゴに到着(まだおなじ9日)、一旦手荷物を受け取り国内線に預け替えますが、どうも係りの年配女性の誘導がわかりにくく同じところをグルグル回っているうちに搭乗時刻になっていまいました。2時間半くらいでオーランド到着です。夕刻でしたが、上空から見ると山がないフラットな地形、また大小の池というか湖が多数点在しています。海抜(と言っていいのかな)はそれほど高くないようで、湿地も多いように感じられました。ここでハプニング。私と小林さんのスーツケースが行方不明、バゲッジクレームで手続きしますが、後ほど滞在しているホテルに届けることになるとのこと、不安。まさか、成田に戻ってしまったのでは・・・・・・・

空港から予約してあったレンタカーでいざホテルへ。慣れてしまえばわかりやすいアメリカの道路なのですが、案の定勘違いで迷ってしまいました。辺りはもうすっかり暗くなっています。初参加の吉野さんの冷静な判断と指示でなんとかホテルに到着。チェックインの手続きをしていると、旧知の親友であるMiled Salhebがやってきました。2年ぶりです。各自荷物を置いて、夕食。ホテル近くのレストランをMiledが紹介してくれました。遅い時間だったので、各自一品くらい食べて引き上げ、部屋に戻り明日からの長いイベントに備えるためと疲れをとるため早めにベッドに入ります。

10月10日 – セブリングでのドライビングスクール

行方不明のスーツケースは朝届きました。ロックの状態にはなっていますが、こじ開けられたあとがあります。TSAが検査のため開けたのでしょう。

NSXPO自体はもう昨日から始まっています。NSXのカラーの呼称にも使われているセブリング(Sebring International Raceway)でのドライビングスクールの見学です。ちょうど同じように見に行くメンバーがいるとのことで朝ホテルで会うことにしていましたので、彼の先導でトラックへ。といっても到着まで約2時間かかりました。正に午前中の走行が終わろうとしているところ、Ken Saxが私をめざとく見つけ、いきなり助手席に乗せられコースイン。再会のあいさつはトラック上のNSXの中。彼らはTシャツ、短パン、素手です。さすがにヘルメットはかぶっていますが、窓は左右とも全開です。

昼食のため、全車コースアウト。Chin Motorsportsの黒い大きなトレーラーの前でメンバーとあいさつ。Nice see you again. How are you doing? 再会を喜び合います。「また来ちゃった」って感じです。ランチチケットをもらい、ハンバーガーを好みでチョイス、ちゃんと焼いてくれて良心的。でも、デカい。

午後もメンバーが次々に「乗らないか?」と誘ってくれます。スーパーチャージャーの車には何台か乗りました。ヘルメットをかぶっているので顔がよくわかりません。ある車はレブリミッターが7000RPM位で働くので指摘したら、「そうなんだ。原因はよくわからないんだけど、今度までには直しておくよ」と。このトラックは平坦なコンクリート舗装で、コース長は約6Kmと長め。ただ、結構路面はデコボコで、最終コーナー付近はすぐ前を行く車のリアがポンポン撥ねられているのがよくわかりました。

前日に引き続き、この日も朝から夕刻までいくつかのクラスに分けて走行があるので全体としてはゆったりと時間が過ぎていく感じがします。毎度のことですが、NSXPOのドライビングスクールの特徴としてインストラクターの同乗があります。インストラクターはクラブの中でスキルのある人たちが務めるのですが、彼らが助手席に乗って指導するのです。ちなみに、費用は2日間で450ドル、安いでしょ。

夕方が近づいた頃にパレードをするようで、ニューヨークから来たPeter Millsが「ドライブいていいぞ」と自分の黄色の車を指差します。嬉しかったですねぇ。2004年、Watkins GlenでのNSXPOの際に彼のドライブで乗せてもらいましたが、速い、速い。その時彼に初めて会ったのですが、60歳は過ぎていると思います。奥様が若くて、またカワイイ、私大好き。

彼らはまだ走行が続きますが、我々はホテルに戻るのでサーキットをあとにします。

10月11日 – デイトナ

この日はオプションで申し込んでいたデイトナ・スピードウェイ見学です。レンタカーは置いて行くつもりだったのですが、日本のメンバー全員の助手席を確保し順次スタート。残っているメンバーに「お前も行くんだろ?」と尋ねると、「オレは行かない」。ということで、レンタカーで追いかけ、何とか合流。デイトナまでは約60マイル(100キロ)。

「アッ!カメラがない」後で知らせてくれたのでわかったのですが、昨日Peter Millsの車でパレードのドライブをした際、彼の車に置いたまま忘れてきたのでした。ということで、今日は写真を撮れません。

見えてきました、デカい。もてぎの4、5倍はありそう。隣に空港があり、またビーチが近いこともあって広々した明るい印象を持ちました。ツアー用のバスでコースを半周ほど走ります。オーバルというよりも、5角形というかダイア型というか・・・。バンク角がすごいですねぇ。

タワーのVIP観覧席にて昼食後、お決まりのおみやげ店でこれまたお決まりのキーホルダーなどを買って過ごします。館内にはシミュレーションゲームなども当然用意されていて、各自挑戦しました。我々は薦められたビーチ見学のため、ひと足さきにスタート。

ビーチはすぐ近くにありました。このあたりはリゾート地なんですね。ただもうシーズンオフでそれほどの賑わいではありませんでした。有料駐車場の係員も不在、車を停めてビーチに。砂が非常に細かく、硬いです。昔はレースをこのビーチでやっていたようです。資料館に海に突っ込む様子が描かれた絵がありました。

10月12日 – 上原さんと合流

何も予定のない休息日。奥様連中はお買い物や美術館に出かけるツアーに参加するようです。今日は上原さんたちが到着する日。我々は午前中は特に何も予定がなく、近くのみやげもの店などを見ながら適当にランチ。

午後は会長のLarry Bastanzaらが空港に4台のNSXで迎えにいくことになっていて、私たちも同行します。ホテルを出る前に上原さんから電話があり、シカゴが雪だったそうで、30分ほど乗り換え便の出発が遅れるとのことでした。ホテルを少し遅らせて空港に向かいましたが、駐車場がほとんど満車状態でスペースを探すのにひと苦労。何とか見つけて駐車。ゲートに急ぎます。ピッタリのタイミングで上原さん一行を発見、Larryを紹介。ホテルに向かいます。我々がホテルに着いた時には既に上原さんたちは到着されていて、早速取り囲まれて、車を前にしての談義。早や、サイン攻め。この時の上原さんの印象は「改造が多いなぁ」とちょっと不満げ(これはあとで変わるのですが)。

もう夕刻なので、上原さんたちも何か食べたいとのことで、先日行った”Bahama Breeze”を紹介。明日の集合時刻を確認して別れました。このあたりは、テーマパークに各地から来た客のホテルが多いエリアで、レストランもたくさんあります。行きませんでしたが、おいしい日本料理店もあるとか。

夕食は近くの”Race Rock”に行きました。店内に車関係のディスプレイをしたレストランです。メニューも車用語などが使われていて、微笑んでしまいます。味もまあまあなのですが、とにかくデカい。ふざけているのか、と思うくらいです。

10月13日 – NASA

ひとつの目玉、NASA見学です。ホテル前の駐車場で移動の際の注意事項の説明をしています。そこにはハイウェイパトロールの警官の姿も。そう、NASAまでの40マイルをノンストップで行くのです。信じられないことですが、白バイの先導で、隊列を組みます。過去にフィエスタに参加経験のある地元オーランドのオーナーの車を私がドライブさせてもらうことになっていました。ハイウェイ入り口までは各交差点には警官が配備されていて、赤信号でも関係なく進みます(レンタカーを置いてきてよかったぁ~)。ハイウェイに入ると圧巻、100台近いNSXの隊列がずっと続きます。途中の入り口はすべて白バイが封鎖していて、他車は入れません。間違って入った車は停止を命ぜられます。「こんなことができてしまうんだ」。何という優越感。途中何箇所か75セント払うゲートがありますが、一番右の無人レーンを通過します。

約1時間のドライブで「宇宙飛行士の殿堂」(Astronaut Hall of Fame)に到着。敷地内への入り口で、スペースシャトルをバックに一台ずつ記念撮影。その後展示を見たり、買い物をしたり。私は定番だと思いますが、宇宙食のアイスクリーム、ステッカーを買いました。

更に車で移動、ビジター・コンプレックスに駐車、いよいよ、NASAの中核に入ります。これはあとでわかったのですが、私が思っていたよりも遥かに、遥かに広いエリアでした。入って程なくランチタイム、大混雑の食堂で好みのもの、デザート、飲料などを取り、レジへ。どうも、レジ担当の要領が悪いためにこの長蛇の列になっているようです。

IMAXシアターでの3Dや各種ロケットの展示などを見た後にサターンVを見ようと思っていたですが、そこへはバスで行くことになっていて、係りに聞くと「もう最終のバスは出てしまった」とのことでした。仕方なく辺りをブラブラしていると、Larryから電話があり、「まだサターンVを見ていないのなら、アレンジするからちょっと待っていろ」と。偶然Wei Shen Chinに会い、「臨時のバスを出すよう手配するから」というではないですか。他のメンバーと「そんなことできるの?」と顔を見合わせます。言われるまま彼らについてバス乗り場に。大型バスが来ました。貸切です。サターンVはここからバスで15分くらい先にあり、その間にスペースシャトル用ロケットの組み立てのために巨大な建屋やシャトルの格納庫があります。また、打ち上げの見学スタンドや着陸滑走路なども見えました。

アポロ/サターンV。これもド肝を抜く、想像を超えた大きさでした。先ほど中庭にあったロケットと大きいと感じましたが、比じゃないですね、この大きさは。全長は100mを超えるでしょう。各段のロケットがわかりやすく展示されています。月面着陸機もあります。このあたりは鳥獣保護区になっていて、湿地にはワニもいるそうです。ビジター・コンプレックスに戻る際、バスの運転手がコンドルが獲物を狙っていることを乗客に知らせた正にその時、バスとほぼ同じ方向にそろりと滑空、バスもスピードを落とします。そして、白いサギのような鳥をキャッチ。車内からは拍手と歓声が。

この日の夕食はこのNASAの施設内のホールにて。いつものスタイルですが、開場までの間、ロビーで各自好みの飲み物を手に歓談。上原さんの周りにはいつも人だかり。ここで上原さんから会長のLarry Bastanzaに、Gintherが優勝したF1と軽トラTN360のモデルがプレゼントされました。ディナーパーティーの中で、AcuraNSXでレースを戦ったドライバーPeter Cunninghamと上原さんのスピーチがありました。また、ふたりのサイン入りステアリングホイールなどがオークションにかけられ、高値で落札されました。

終了後は各自またドライブしてホテルに戻りますが、どういうことか往きより帰りの方が早く帰れたのです???私は飲んでいたので、ドライブしてもらいましたが、彼らはあまりアルコールは気にしていませんね。


10月14日 – テクニカルセミナー、バンケット

テクニカルセミナーおよびベンダー展示の日です。テクニカルセミナーには上原さんも参加されています。同時通訳の方も。基本的には”Science of Speed”のChris Wilsonが進行役としてまずプレゼンテーションをして、それに対して質疑応答、意見交換するというスタイルで進められます。途中でパネラーとして上原さん他がテーブルに着席、ディスカッションをします。Peter Cunninghamも参加しており、聴衆も徐々に増えてきて、最後には立ち見席となりました。ここでの彼らのディスカッションは熱心で真摯なものであり、上原さんご自身も感心されていました。

当然ですが、NSXの後継モデルについての質問がありましたが、上原さんは「宗一郎氏が出来上がったばかりNSXを見た時、『引退していて良かった。オレがやっていたらできなかっただろう』と言った、ホンダはどんなにいい車が出来たとしてもそこに立ち止まることはしない。NSXは皆さんに愛され高い評価を得たが、自分自身は来年定年退職する。次の世代の人たちがきっとこれを上回る車を世に送り出すことを確信している、楽しみにしていて欲しい」。

テクニカルセミナーは午後も続きますが、我々は折角多くのテーマパークのあるオーランドに来たので、ディズニーワールドに行くことにしました。チケットは地元のオーナーが10枚くれました。彼のお薦めだったEPCOTとMagic Kingdomの数箇所しかみる時間はありませんでした。ディズニーだけでもここには4つのテーマパークがあり、トラム、バス、船で移動するほどデカイ。来る時はまだ空いていた駐車場も、土曜日ということもあって帰りは満車状態。どこに停めたか自分の車を探すのにひと苦労。キーに警笛ホーンを鳴らすボタンが付いている理由がこの時わかりました。

今夜はメインのディナーパーティーです。開場は公式ホテルの宴会場。我々は一番ステージに近い”Reserved”と書かれたテーブルに案内されました。上原さんたちは、隣のテーブルに他のゲストと一緒です。そうDerek Bellが招かれていたのです(彼は本当に話し上手。早口ですが、グイグイ聞き手を惹きつけて行きます)。前半は食事と歓談を楽しみ、後半はゲストスピーチと余興という大きな流れです。

最後の夜ということで、今回の開催にあたり功績のあったメンバーが紹介され、労いの言葉と楯が送られました。続いて、日本からのメンバーを紹介するようにと促され、壇上に。全員を紹介したのち、スピーチ。ひょっとしたら・・・と思い、事前に用意して親友のMiled Salhebの添削を受けていて良かったなぁ。私の気持ちは通じたようで嬉しかったです。

そしてビッグサプライズ、何と私自身にも楯が送られたのです。今回は随分早い段階からゲストとして上原さんを招きたいと聞いていて、実現したことで今年のNSXPOは例年にない盛り上がりになったと思います。アメリカのイベントの企画に対し、日本人が協力・寄与できたことは私自身の喜びでもあります。彼らがこのことを評価してくれたことを本当に嬉しく思います。真の意味で、日本とアメリカはひとつになったと感じた瞬間でした。幹部数人に提案したのですが、「2010年はNSX誕生20周年、日米欧合同のイベントをやりたいね」

このあと、オークションやプレゼントなど趣向を凝らした余興が続きます。いつも思うのですが、彼らの運営・演出のうまさには感心するばかりです。

我々は翌朝早い便で出発のため、上原さんたちや世話になったNSXCAの幹部やメンバーに再会を願いながら別れの挨拶をしました。

10月15日 – 帰国の日

早朝の便でシカゴに向かうため、ホテル代節約の意味からもホテルはキャンセルし、土曜日のうちにチェックアウト。既に荷物を運び込んでいた小林さんの部屋で出発まで待機、荷造りでもしながら時間調整することにしました。でも、眠い。そのためちょっと早めにホテルを出て、レンタカー返却に。ここでまた道に迷い、吉野さんのお世話に。何とかレンタカー会社に到着。事務所は閉まっていて、ガードマンのオジサンに確認を受けて返却。バスで空港に。空港もまだ早い時刻なので、何組かはカウンターに並んでいますが、係員はいません。やっと搭乗手続きをして、帰国の途に。

富吉啓文(神奈川県)


NASAに行きたくて、、、

今回で2度目の参加となるNSXPO。個人的にNASAに行きたくて不純な動機ながら、3月頃に参加を決定した。

さて、また参加表明からは前回と同じように飛行機の手配。NSXPO参加申込みは、冨吉氏が取りまとめて(クラブ員)申し込んで頂けるのである意味、ツアーみたいなものだ。。。>いつも、お世話になっています。今回、NSXPOのスケジュールは、サーキット走行が前半にあり、後半は、観光地を目指しプチツーリングと観光。。。なんだか、スケジュールがタイトで頭がおかしくなってしまった。オマケに時差の影響で、パニックだったかも・・・・・。>笑

参加一日目は、セブリングサーキットの走行会見学。。。NSXのカラーに「セブリングシルバー」のカラーリングがあるので非常に気になっていた。いろいろ考えたが結局判らず・・・・・。フェスタで、ホンダに聞いてみようと思う。 さて、車は?と言うと、可給機が付いているものが数台ありアメリカらしい。ツインターボが700PS、スーパーチャージャーが600PS(共に自称)。そんなパワーを何処で使うのか?流石アメリカと感じさせてくれる。もちろん、ブレーキにも手が入ってるものが多くフロントはAPのドリルローター&4ポットキャリパーが殆どだったと思う。サーキット走行自体は、非常にセーフティーでスキル音も殆ど聞こえない。途中、日産のZが走っていたが、これはドリフト車のようでかなりヘビーな走りをしていた。

二日目は、オプション選択していたデイトナスピードウェイ見学だった。第一印象は、大きなスタンドだったこと。一瞬、何処かのスタジアムかな?と錯覚してしまうほどの大きさである。その建物を右手に見ながら少し走るとデイトナSWの看板が出てきた。既に、20台あまりのNSXが到着しておりオーナーは談笑していた。ここでも、NSXの目立ち度充分でかなりの他客が写真を撮っていた。ツアーを終えGIFTSHOPでは、日本人ツアー客が数人いてこれまたびっくり。。。 昼食を、VIP観覧席で食べたのだが、非常にまずかったのも良い思い出。

三日目は、一応オフになってた?のでホンダスタッフ(上原さん含)が到着予定なこともありレンタカーで空港まで歓迎に行くことになったのだが、私の心中は空港内にあるNASAのGIFTSHOPが気になっていたので同行し買い物を楽しもうと思っていた。結果、迷子になりそうだったので断念、いや残念。アメリカ在住の千種氏にも2年ぶりに再会。

四日目、既に曜日感覚が無くなってしまっていた。でも、待ちに待った「NASA」見学。。。移動はポリス先導で、暴走族状態。。。じゃ無くパレード走行状態。>感動。「NASA」に到着し、ブース内見学をしていたらスペースシャトルブースが工事中だったので残念。。。とか言っている間にディナーパーティーの時間になってしまった・・・・。実物大だと思うが意外にシャトルは小さかった。

今回は、(株)童夢に協力を頂き、スーパーGTに参戦中の「18号車 TAKATA 童夢NSX」のノベルティグッズ(団扇・フラッグ・ステッカー・タオル)を総計120個も頂いた。 現地では、これが人気であった事と、多数がスーパーGTを知っていた事に驚いた。

岡本哲也(愛知県)

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