Type-S

Type-Sが発売になった当時(1990年代)にクラブ員間で交わされた声を掲載しています。情報として古いものもあります。

「Type-S」への7件のフィードバック

  1. Type-SはNSXの第三世代に属する、とてもソフィスティケートされたモデルだと思います。すべての点で「進化」していると思います。スペックも魅力ですし、Type-Rほど尖っていない「実用的」なモデルだといえましょう。小生はあの見る角度によって色が違って見える、ということはフェンダーとドアの色が違って見える、あのオレンジ色はあまり好きになれないのですが・・・。(N.N.、東京都)

  2. 黒沢さんや清水さんの話では、SZeroのサスセッティングはコーナー出口でトラクションが十分に生かせない(横に逃げる)ってことです。ですから、S Zeroの足回りやアライメントをすべてRのものに変更してやれるのが、1番速くなるのでは?素人にはますます難しい車になりそう・・・。でも、なんて言ったってTypeRの切れ味鋭いファインチューンエンジンはRだけのもの!SZeroにはないものですよね。3.2Lはトルクフルで乗りやすいけど、スポーツカーとしてのエンジンの切れ味や魅力としては3.0LスペックRの方が断然いいと思いますよ。(H.H.、神奈川県)

  3. NSXの97モデル、とくにType-Sはココロザシが低いのではないかと思います。ナゼかというと、今回どうやらテール・ハッピーなセッティングとされましたよね。まるで峠をドリドリさせるためのように。
    Type-Rはサーキットで強いアンダーステア傾向を示しました。しかしそれは攻め方が足りないからであって、名手がアタックしたらきっとニュートラル・ステアとの評価を下すと思うのです。実際、グループAなどのレース仕様は素人が乗った程度では強いアンダーステア傾向を示すといいます。鈴鹿の130Rや筑波の最終コーナーでいとも簡単にテールがズリズリ来たらとても踏めたもんじゃない、と思うのです。いっぽうType-Sはワインディングロード仕様だといいます。しかしながら峠でドリドリするのは反社会的行為ですし、だいいちアブナイでしょう。なんか低いレベルで安易に素人に迎合するようで、あのココロザシはどこへいったの?と。思ってしまいます。皆さんはどうお考えですか?(N.N.、東京都)

  4. やはり、エンジンが3.2Lになって、だいぶトルク感がまして中速域での加速が良くなっていますね。これには6速になったこともかなり効いています。サーキットを走って気になったのは、タイプSがすぐにテールを出したがる点です。もう少し、リアのトラクションが有った方が良いように思いました。ヘアピンで一寸、踏みすぎるとアンダーではなくてオーバーステアの兆候を示すので、今までのオーナーとしては気が抜けません。まぁ、それだけトルクもあがっているからもしれません。(M.Y.、東京都)

  5. 確かにショッキングなお話。でも S Zero の方が新しく、かつ エンジンも大きいのだから当然と言えば当然なんですかねぇ。元さんが「Rに3.2リッターエンジン乗せたのが一番速いんじゃないかぁ?」とおっしゃっていたのでまだまだ捨てたものでもないと信じているんですが・・・。そういえば、鈴鹿1,000キロレースにもこのパターンの(Rに3.2のエンジンを載せた)NSXが出てました。(H.K.、東京都)

  6. ちょっとショックだったのは、Type S Zeroの性能です。Type RとS Zeroが同じようにコーナーを抜けてきても、S Zeroの立ち上がりや中間加速が明らかに速いんです。やはりたった200ccの排気量アップ、トルクで言えば僅か1 kgf・mのアップ、であっても、ギヤ比その他の設定も煮詰めてあるのでしょうし、差は歴然としてるんですねえ。はたから見ていてはっきり判るというのはショックでした。勿論、ドライバーの腕もあるでしょうが。ホンダが用意したインストラクター用S Zeroもあったのですが、残念ながら試乗する機会は与えて貰えなかったので、自分で感触を確かめることはできませんでしたが、インストラクターの方々や、開発陣の尾崎氏も、RよりS Zeroの方が速いでしょうと仰っていました。最高速については、ギヤ比からすると6速が付いた分、290km/hぐらい出ても良いらしいのですが、パワーピークがもっと高回転域であるために、実際には5速で最高速が出るらしく、旧モデルと同等の26xkm/hらしいです。(Y.H.、岐阜県)

  7. 98年モデル、Type-S(1998年4月2日登録)、僕のNSXの仕様は次のとおりです。カラー(外装/内装):モンテカルロブルー/黒&ブルー、メーカーオプション:電動パワステ、ディーラーオプション:リモコンロック・フロアーマット・無限ECU、カスタムオーダー:ブルーステッチ・ワシグレーBBS。納車直後のインプレです。

    まず、営業マンの運転で家に入って来たNSXを見てビックリ!モンテカルロブルー&ワシグレー(ガンメタ)BBBSの組み合わせは、かなりの迫力でした。NSXって結構、優等生っぽいイメージが強いでしょ。良くも悪くも・・・・。ところが、この組み合わせの場合は、かなり「ワル」入ってるって感じになります。見た目では、ノーマルじゃなくて、何かしら悪い改造がしてあるって感じに見えます。 そして、中に乗ってみて気がついた事は、正面のメーターパネルがやや変った事と、後、全体の造りやスイッチ等のクオリティーが格段に上がって、高級感がかなり増したようです。この点は、見てわかる変化ではなくて、どこって言われると困るのですが、触って見て受ける印象は明らか高級感が増してます。ただしブルーステッチは失敗でした。営業マンも言っていたのですが9万円も出したのに、黒と青ではほとんど目立たないんです。これは明らかに失敗!

    一応最高回転を4000に押さえての高速と一般道路での印象ですが、この低速域さえでも、フロントの反応は恐いぐらいセンシティブです。良くも悪くもミッドシップの動きをそのまま感じる事ができます。この動きは、ひょっとするとType-R以上にセンシティブかもしれません。ただ、低速域でこれだけの応答性の良さですと、攻めていった時は明らかにオーバーステアーになるはずです。この点はType-Sを走らす上での要注意点でしょう。評判通りType-Rより明らかにテールハッピーの癖を持ってますね。一言で言えばType-Sは最も「じゃじゃ馬なNSX」って感じですね! 後、慣らし中で4000以下(3000を常用)で走りますと、燃費が11Km/Lを越えました。これはエンジンのトルクの厚みにもよると思います。事実6速40km/hから、平気で回りの交通に合わせて加速して行く事ができるほどです。 それと、アクセルレスポンスですが、まっさらの新車中にも関らず、恐ろしいほど良いです。不用意に踏むとすぐに5000回転を越えようとします。これも何かに書いてあったようにフライ・バイ・ワイヤーの味付けがType-Rと同じ様なフィーリングにチューンしてあるって事に間違いないようです。その為でしょうけれど、体感的には300馬力でている感じがします。あきらかにパワーが上がってるのを実感させてくれます!また、ボディー剛性は以前NSX(’92年モデルクーペ)と比べて、ロールバーを張り巡らせた程に上がっているのがわかります。たぶん、これが高級感を感じさせる大きな原因かもしれませんね。今のところ、慣らしの真っ最中でこの程度のインプレしかできませんが、ただ一つ自信を持って言える事は、確実にNSXはよくなって来ているって事です!ポルシェと同じく「最良のNSXは、最新NSX」って言って良いかと思います。(J.Y.、愛知県、1998.4.)

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